炎症性色素沈着

二の腕や脇の黒ずみのことを調べていると、炎症性色素沈着という難しい専門用語に出くわすことがあります。
炎症性色素沈着はシミや黒ずみの一種なのですが、ちょっととっつきにくい感じがしますよね。

 

今回はそんな炎症性色素沈着を、なるべく難しい言葉を使わずにわかりやすく説明していきたいと思います。

炎症性色素沈着とは

炎症性色素沈着とは、ニキビや日焼け、火傷などが原因で炎症が起きたあとに起こるシミ・黒ずみのことです。炎症によって出来た色素沈着ですので、こう呼ばれるようになりました。
炎症性色素沈着は、炎症がおさまり年月が経過すると自然に消えていくことが多いです。ですがなかにはそのままシミとして残ってしまうケースもあるのです。

 

また、シミを取るために受けたレーザー治療のあとに、再び同じところにシミが出来る場合もあります。
これは「戻りジミ」と呼ばれています。
せっかくレーザー治療を受けてシミをなくしたのに、すぐに新しいシミが出てきてはガッカリしてしまいますよね。ですが、これは適切なケアを行えばほとんどの場合6ヶ月程度で消えてなくなると言われています。
この場合の適切なケアとは、患部の摩擦を避けしっかりと保湿を行い、紫外線対策を行うという基本的なものです。戻りジミが出来ても焦らずに、きちんとケアを行っていればしっかりと消えてくれるのでそこまで心配する必要はなさそうです。

 

ニキビや火傷以外にも、カミソリでむだ毛を処理している際に皮膚を傷つけてしまっていることはありませんか?
カミソリは毛の流れに沿って使用するものですが、チクチクするのがいやで毛に逆らって剃っている人がほとんどなのではないでしょうか。
毛に逆らって剃る行為を繰り返していると、いつの間にか少しずつ黒ずんで色素沈着しているケースもあります。
日頃から気をつけてケアをするようにしましょう。

炎症性色素沈着にならないために

炎症性色素沈着を予防するには、まず日焼け対策をしっかりと行いましょう。日焼け止めクリームを使用するのはもちろん、さらに日傘やグローブなどを併用するとより効果的です。
もともと色が黒い方は特に注意が必要ですので、紫外線対策はしっかりと行うように心掛けましょう。

 

万が一炎症が起きてしまったら、すぐに適切な塗り薬を塗布しましょう。
ひどいニキビや火傷を負ってしまった場合は、自己判断せず必ず医師に相談するようにしてください。火傷の場合、すぐに対処しないと跡になることが多いです。後悔しないためにも早めに受診をしてくださいね。

 

日焼けやカミソリ負けなど、それ以外で炎症が起きた場合は丁寧に保湿クリームを塗ってしっかりとケアしましょう。
むだ毛の自己処理はなるべく避け、丁寧な施術をしてくれる脱毛サロンを探してみてください。お店で色々なキャンペーンを行っていることが多いので、脱毛を一度体験してみることをおすすめします。
もちろん一度施術を受けただけでむだ毛がなくなることはありませんが、イメージをつかむことは大切なことです。施術者との相性もありますので、色々なお店を見てみるのもよいでしょう。

炎症性色素沈着の治し方

炎症性色素沈着が起きてしまったら、いくつかの治療方法を選択する事が出来ます。
一つ目がレーザートーニングです。レーザートーニングとは、現在炎症性色素沈着に対する唯一効果がある治療方法です。
レーザートーニングを行うと、同時に毛穴も引き締まるので一石二鳥ですね。
必要な回数は個人差がありますが、二週に1回程度の間隔で5回照射が推奨されています。
レーザートーニングは炎症性色素沈着だけでなく、肝斑がある方や、顔全体のくすみが気になる方でも受けることが出来ます。

 

次にトラネキサム酸の内服による治療です。こちらは、即効性はありませんが色素沈着に唯一効果があると言われている薬です。気長に飲み続けることが大切と言えます。

 

最後にビタミンイオン導入です。高濃度のビタミン剤を皮膚に直接浸透させ、肝斑を薄くさせる効果があります。ビタミンイオン導入は、他の外用薬に比べて数十倍の効果があると言われています。シミやくすみが気になる方や、肌に透明感が欲しい方におすすめです。
また、肌荒れやニキビも防いでくれる効果があるのも嬉しい点ですね。

 

炎症性色素沈着の治療法はさまざまありますが、まずは炎症を起こさないことが第一です。
日頃から予防出来ることはしっかり防いで、キレイな肌をキープしていきましょう。